競馬の異常オッズって何?
どんな時に異常オッズが起こるの?事例を見たい!
今回は、このような疑問に答えます。早速異常オッズとは何かということから説明していきますね。
異常オッズとは?

異常オッズとは、その名の通り異常な数値を示しているオッズ(競馬の配当率)のことです。
例えば、単勝で7番人気の馬がいたとしましょう。
通常であれば、単勝以外の券種での人気もこんな感じになるはずです。
【通常オッズの場合】
単勝 7番人気
複勝 8番人気
馬連 7番人気
馬単 8番人気
三連複 9番人気
三連単 8番人気
そりゃ普通に考えて、単勝での人気が券種によって大幅に違うなんてことは考えにくいのです。
ただ、競馬ではしばしば、私たちが肉眼では確認できないところで、(つまりぱっと見ではわからないところで)こういうことが起こっています。
【異常オッズの場合】
単勝 7番人気
複勝 7番人気
馬連 7番人気
馬単 8番人気
三連複 9番人気
三連単 3番人気
これはですね、人間の頭でざっくり考えてわかる話ではありません。コンピューターが計算するからわかるくらいの数字。
でも、7番人気の馬が三連単では急に3番人気になるなんてこと、通常だと考えられないですよね。
しかもですよ、レース直前までは通常オッズだったりするものが、下記のようにパドックに馬がうつってからのレース直前に急に異常オッズになるケースも多いのです。(もちろんそうでないこともありますが)
【レース直前の異常オッズ】
単勝 前日は7番人気→レース直前も7番人気
複勝 前日は7番人気→レース直前も7番人気
馬連 前日は7番人気→レース直前も7番人気
馬単 前日は8番人気→レース直前も8番人気
三連複 前日は9番人気→レース直前も9番人気
三連単 前日は7番人気→レース直前に3番人気
こんな感じです。
どう考えてもこれ普通じゃねぇだろっていうオッズのことを「異常オッズ」と呼ぶのです。
なんども言いますが、通常これを人間の頭だけで感じとるのは難しく、コンピューターに計算させることで発見できるものです。だって三連単の倍率の計算の仕方とか普通わかりませんからね。
ではなぜ異常オッズが起きるのかっていうことについてもお伝えしておきましょう。
異常オッズはなぜ起きるのか?

異常オッズがなぜ起きるのかというと、当然「特定の馬券が大量購入されるから」です。
先ほどの下記の例でいうと、この馬が絡む三連単の馬券がどこかの富豪によって大量購入されたことにより起きる現象です。
【異常オッズの場合】
単勝 7番人気
複勝 7番人気
馬連 7番人気
馬単 8番人気
三連複 9番人気
三連単 3番人気
では、なんで富豪は大金を人気のない馬の馬券に使うのでしょうか。
それは、「人気はないが勝つor3位以内に絡む見込みが高い」という情報を仕入れるからです。
ではその情報は誰から仕入れるのか。
おそらく、調教師などの競馬関係者だと言われています。
つまり、インサイダー投票です。
競馬関係者と私たちが持つ情報は全く違います。調教師は馬を見ただけで私たちよりもはるかに多くの情報を得ることができます。
だから、爆走する予感の馬も高い精度で当てることができます。
そんなのズルだと思いませんか?
だから、実はそもそも競馬関係者は馬券の購入が制限されています。しかし、その知り合いなどに、情報をこっそりリークしていたら、もう止められません。
競馬関係者で高い精度の情報を持つものからリークされて、富豪が馬券を絞って、急に大量購入するからこそ、異常オッズが出て来るのです。
さっきからたとえ話が多いので、「本当に異常オッズなんてでるのかよ・・・」って思っているかもしれませんね。
では実際にあった例をお見せしましょう。
異常オッズが実際にあった事例

実際に異常オッズ探知ソフトを使って、実際にあった異常オッズの事例を見ていきましょう。
2018年ジャパンカップ
たとえば2018年のジャパンカップ。下記は馬ごとに各券種の人気がわかる表です。
注目すべきは、8番の「キセキ」。単勝では4番人気にもかかわらず、馬連、ワイド、馬単、三連複、三連単では2番人気になってるのが見て取れます。

このレース結局1位は「アーモンドアイ」2位が「キセキ」でした。
ちゃんと「キセキ」が絡んできているのです。
これ、競馬新聞だけ見てても気づかない傾向ですよね?だって人間の頭では三連単における各馬の人気なんて計算できませんから。
おそらくは、「キセキ」が「アーモンドアイ」に勝てないまでも3位以内に絡んで来る可能性が高いという情報を獲得した人たちが、大量に馬券を購入したことが予想されます。
2019年4月13日(土)の阪神4レース
このレースで爆走したのは、4番の「レッドアウローラ」。
最終単勝は8番人気。ただ、ワイド、馬単、三連複、三連単は5位と、若干人気が上がってますよね。

で、一番見ていただきたいのが次。時系列で「レッドアウローラ」の各馬券における人気の推移を見たものです。

気づきましたか?
レース2〜6時間前の大量購入。
1位になってますよね。ここで大きな馬券購入があったということです。
実際のレースでは1着をとりました。
こんな具合に、実際に日常的にこういう異常なオッズというのは見られるものなのです。
異常オッズの馬券は当たるのか?

異常オッズに乗っていれば、当たるのか。
これはまさに愚問。
答えは、NOです!
世の中には絶対なんてありません。
先ほども言ったように、あくまでも、私たちよりも調教師や競馬関係者たちの方が多くの情報を持っているというだけ。
そして、おそらくそういう情報を持った人がリークした情報を元に大量購入が行われた結果として異常オッズとして反映されているというだけ。
異常オッズはそれ以上でも以下でもない、ただの情報にすぎません。
ただし、穴馬を探すとなれば、適当に穴馬を探すよりも、異常オッズを頼りに探した方が、当たる確率は高そうだと思いませんか?
え?本当に調教師が情報をリークしてるのかって?
そんなことわかりません。
ただし、給料が低いはずの調教師が西麻布で飲み歩いている姿は目撃されています。(笑)
ちなみに、株券のインサイダー取引なんて、実際は日常ですよ。
だから素人が手を出すと負けるんです。情報量が違うんだから、仕方ないですよね。
もちろんインサイダー取引は、違法で取り締まられますが、実際氷山の一角のうちでも、ごくごく一部しか表に出てません。
お金と情報って、そんなもんです。
信じるか信じないかはあなた次第ですが。
異常オッズはどうやって見抜くの?

さて、そんな異常オッズどうやって見抜くのかって話ですが、実際はコンピューターを使うしかありません。
ですから何らかのツールを使うことになります。
以下に異常オッズを探知するソフトの比較記事があるので、そちらを参考にしていただきたいです。

ただ、正直いうと、「ジェシーの異常オッズ探知機」の一択ですね。このサイトの管理人である僕も使っています。
実際に先ほど貼り付けた画面は「ジェシーの異常オッズ探知機」の画面です。
月額3,980円。まぁ決して安くはないですが、他と比べれば全然高くはないです。その他ツールは月額1万円異常するものも多いです。3,980円なら、穴馬一回当てればペイって感じですね。
また、他のツールだと、PCにわざわざインストールしなきゃいけないものも多い。それに比べて「ジェシーの異常オッズ探知機」はブラウザで見れるので、スマホからでも見れちゃいます。(個人的にはここが圧倒的な推しポイント)
異常オッズ探知機だけでなく、馬券予想AIとかもついてます。また、中央競馬だけでなく地方競馬まで使えるので、コスパはいいんじゃないかと思いますね。
ぜひ詳細を見てください。
※ただいまジェシーの異常オッズ探知機の販売は一時停止しているようです。
また口コミや評判がきになる方は下記をご覧ください。
